南宮電気鉄道の車両たち
  

平成15年9月現在、南電の所属車両は電車9形式36両・電気機関車3形式3両である。

   

    
    

 510系

昭和42年別所線と本線の直通運転(西別所〜新座町間)開始に伴い、モ500形4両を総括制御化改造して登場、形式は新たにモ510形となった。2両1編成で使用され「温泉電車」として親しまれた。昭和57年に800系が登場して2両が廃車となり、現在は2両のみ。

 800系

別所線における朝夕の通勤輸送、および直通列車の輸送力増強を図るため、昭和57年に登場した14m車2両固定編成の車両。観光列車の性格もあわせ持つため軽快なイメージとなっている。

 820系

平成14年12月のダイヤ改正で別所線登場した14m車2両固定編成の車両。現在、2編成が登場している。

 850系

平成15年夏の臨時列車増発でデビューした車輌。800系の車体を短くしたうえで連接車となっているのが特徴である。2編成が登場している。

 900系

平成13年、貴船地方の観光誘致を図る目的に登場した車両で、別所線での運用を考慮した16mの小型車となっている。車体は四季折々に移り変わる沿線風景を満喫できるように、大きなガラス窓を採用したパノラミック電車となっているのが特徴である。急行列車として運用されている。

 1000系

昭和59年、車両近代化・輸送力の増強、および旧型車の置き換えを目的に旧京浜電鉄600系を改造のうえ、貴船線に入線したモ1000形+ク1100形2両編成の18m車である。南電初の18m車で冷房車となり利用客からは好評であったが併用軌道の関係で1編成のみの登場となった。

 1200系

昭和63年、併用軌道区間(新座町〜西野町間)の廃止に伴い、1000系の増備用・旧型車の置き換え用として、旧京浜電鉄1000系を改造して貴船線に投入された。モ1200形+ク1300形の2両編成で南電初の18m3扉車である。3編成が登場し主力として活躍中である。

 1400系

平成9年3月のダイヤ改正において急行列車の運行開始に伴い登場した車両である。旧京王鉄道の5000系を改造。モ1400形+ク1500形の2両編成3扉車で2編成が入線した。当初は急行運用に就いていたが、現在は普通列車に使用されている。

 1600系

平成14年7月の西野町〜玉名間開業に伴い、阪神鉄道から購入した車両である。モ1600形+ク1700形の2両編成3扉車で2編成が入線した。

 
デキ12形

デキ10形は、黒野軌道が開業にあわせてイギリスから3両輸入した電機である。長らく貨物列車の牽引に就いていたが貨物列車の廃止と共に2両が廃車となり、事業用としてデキ12が残っている。 

 デキ21形

デキ20形は、黒野電気鉄道が貨物輸送の増加にあわせて、昭和19年に東洋車両に発注した電機である。1両が製造され主力機として貨物列車の牽引に就いていた。昭和61年の貨物列車の廃止後は事業用として在籍している。

 デキ31形

 
デキ30形は、戦時中に合併した三ヶ野鉄道からやって来た電機で、元国営鉄道のED17形である。波瀬川から採取した砂利を運搬するために2両が在籍していた。現在、デキ31が在籍しており、デキ32は玉名城公園に保存されている。